ビジネス

健康アップデートで受けた打撃とこれからの対策についての備忘録

2017年の12月6日にGoogleが医療・健康に関するクエリの60%に影響を与える大幅なアップデートがあったのも記憶に新しいところですが、今更ながら私なりのアップデート対策を備忘録としてまとめてみようと思います。

まずはじめに、このブログを執筆している時点では健康アップデートにより落ちた売上のリカバリーはできていません

もちろん毎日のようにSEO順位をチェックしながら修正・削除・追記などを繰り返しながら何とか元の売上に戻せないか試行錯誤を繰り返しています。

しかしながら、2018年3月時点で売上は未だに下降傾向で、Googleの検索順位も安定しない状況が続いています。

また2018年5月22日に更に健康アップデートの範囲が広がる大きな変動がありました。それについても記事の後半で追記しています。

そんな中でこれからアフィリエイトメインのメディア運営を行う会社を経営している身として今後どうやって生き残るべきか忘れないように書き連ねることにしました。

12月6日の悲劇…私はこの日を一生忘れません。

私のアフィリエイト歴は2014年の年末頃からで、その頃はじめて大型サイトの作成をはじめました。

当時は「とにかく質より量」という時代でしたので、毎日1500文字くらいの記事を1日に10記事アップして「やった気」になっていました。

それでもその頃は量が評価される時代でしたので、順調にサイトは成長し、半年で月商100万円を達成することができました。

経験を積みながら途中から時代に併せて量より質を重視するスタイルに変化していますが、2017年の最高時では月470万円の売上を叩き出すに至ります。

しかし、その後からこれまで主軸としていた商標系キーワードが徐々に取れなくなり、売上は少しずつ落ちていきます。

そして運命の日。

2017年の12月6日の午後を回った頃から、私が運営している全てのサイトのアクセスがピタリとなくなっているのに気が付きました。

ちょうど用事があって外出をしていたので気がつくのがやや遅くなりましたが、帰宅して売上をチェックした段階で異変に気が付きました。

まさかな…?とは思いつつも過去に感じたことがないくらいの恐怖を感じました。

これまで3年間アップデートの影響をほぼ受けずにいわゆるホワイトな運営を心がけていたのですが、ついにGoogleから大きな制裁を受けてしまったのです。

取れていたはずの商標KWは公式・Amazon・楽天などばかりが上位へ表示され、レビュー系のサイトは上位をとるのがかなり厳しい状況となりました。

また、私の運営するメディアは5つほどありますが、その全てがジャンルは違えど健康食品関連だったので全てのサイトが一気にアップデートの影響を受ける悪夢となりました。

アクセスは半分以下になったサイトもありますし、さらに5分の1くらいになったサイトも2つほどあります。

自分ではジャンルが違うからこれがリスク分散だと思っていたのですが、健康食品関連全体に魔の手が伸びてきたため複数サイト運営もリスク分散にはならなかったのです。

恐れていたことが現実に起きてしまいました。

試行錯誤し様子を見るも状況は良くならず

GoogleはSEO順位をたまに良い方に戻したりするので、「お!これはきたか!」と喜びそうになった途端これまで以上にさらに順位を落とすなどかなり順位を乱高下させています。

2018年3月現在もその状況がいまだに続いており、できることは全てやっているつもりですが順位が戻ることはなく毎日少しずつ下落し首を締められているような状態です。

はっきり言って、このままだと会社存続の危機に陥る可能性すらあるくらい状況は明るくありません。

何とかこの状況下でも売上はゼロではなく7桁以上はなんとかキープしているわけですが、最高時と比べると見るも無残な状態です。

参考になるかわかりませんが、私が今やってること。そしてこれからやろうと思っていることをここからまとめていこうと思います。

健康アップデートの対策としてやっていること

私自身の作業や方針がブレないようにするための備忘録として健康アップデートの対策をまとめます。

医療用語をサイト名・タイトル・記事内から消す

個人・法人に関わらず医者などの権威性がない人が運営しているサイトだと医療用語で上位表示するのは難しくなりました。

また、3月時点では口語KWでも病気の人が発するようなものだと病院のサイトばかりが表示されています。

健康アップデートによって大きく検索結果が変わってしまったKWでそのまま上位表示を目指すのは困難なので健康フィルターがかかっていないキーワードへ変更します。

サイト名すら変えたものがありますし、「○○サプリ⇛△△サプリ」のように商品ジャンルを別の呼び名へ変えたものもあります。

低品質コンテンツ洗い出して削除

既存のサイトの修正はやはり欠かすことはできません。

古い記事ほど「量>質」で大量生産していたため、品質は低い傾向にあります。

ただ全てが低品質というわけではないので、アクセス・SEO順位を確認してGoogleからも低品質と評価されているかチェックします。

私が削除すると判断する基準
  • 過去30日間のアクセスが10以下
  • 狙ったKWで圏外
  • 目視で品質が明らかに低い
  • 健康フィルターにかかっている

この4つが揃っている記事は削除することにしました。

アップデート後のGoogleの傾向では低品質記事がサイト内に存在しているだけで全体の足を引っ張る結果になる可能性が考えられるからです。

また、健康アップデート後、明らかにクエリの状態がおかしいワードが散見されます。

上記表示されているのが病院のサイトばかりになっていたり、Googleブックスなどが表示されていたりするワードはもう「健康フィルター」にかかって戦えないワードだと考えます。

戦えないワードの記事を残していてもサイトにとってお荷物になるだけなので削除(場合によってはNOINDEX)することにしました。

低品質だけど修正する価値がある記事を探して修正

次に古くて低品質な記事だけど、アクセスはまだあったり圏外ではない記事を洗い出します。

とくにSEO12位とかそのくらいに位置している記事はもうちょっと品質を高めれば10位圏内に入れるかもしれないので、アクセスの底上げにつながると考えています。

修正する時のポイント
  • 専門用語を少なめにする
  • 漢字を少なめにする
  • 回りくどい言い回しを減らす
  • ユーザーが求めるコンテンツを追記
  • 内部リンクを強化
  • オリジナル画像を追加

無駄をカットしながらより濃いコンテンツにするという点を意識して記事単位で修正をしています。

利用規約・プライバシーポリシーなどを専門家に依頼

少しでもこちらが運営しているサイトが安全なサイトだと言うことをGoogleにわかってもらうために利用規約やプライバシーポリシーなどを専門家に依頼して各サイトに掲載しました。

こちらは私が普段からお世話になっている顧問税理士事務所に相談をしたところ10万円で請け負ってくれたのでお願いしました。

これを入れたからと言って順位がすぐに戻ったりしていませんが、1回つくれば他の自社サイトに展開できますし、トラブル回避にもつながります。

SNS媒体を育て集客経路を確立する

WEBメディアを運営する身としてSEO集客はGoogleだけに依存するビジネスモデルになるので、非常に危険でGoogleのさじ加減一つで売上がゼロになることもあると学びました。

そのためリスクを少しでも分散させる意味でもSNS媒体を強化して集客経路を増やすことに注力することにしました。

具体的に弊社で注力しているのはインスタグラム集客です。

育て中のインスタグラムアカウント

女性の美容系メディアを1つ運営しているのですが、そこに紐付ける形でメイクやスキンケア系の投稿を行うアカウントを作っています。

1日2回の投稿をし、近い属性のユーザーへアプローチしたりハッシュタグを工夫するなどして少しずつ成長させています。

また、直近でYouTubeアカウントも新設し、YouTube動画からの流入も増やす戦略を立てています。

新設したYouTubeチャンネル

いずれも妻の協力を得ながら運営しています。

フォロワーやチャンネル登録者は一度ファンになってくれれば飽きられれない限りはファンで居てくれますし、継続して活動する限り少しずつでも増えていきます。

SEOのようにGoogleの気が変わった瞬間にアクセスが急落する心配がない分、SNS媒体を育てるのは心のゆとりにもつながるように思っています。

新規サイト作成

健康アップデートを機に健康ジャンル以外の新規サイトを作り出している方も多いと思います。

私もその一人です。

現在持ち合わせている知識・スキルをフルに活かして外観も中身も綺麗に整ったGoogle・ユーザーともに好かれそうなサイトを目標に育て中です。

ちなみに作成中のサイトはこちら

収益・アクセスはまだほとんどゼロですが、他の作業の合間を縫って少しずつ育てているところです。

昔よりも新規サイトのアクセスが伸びにくいなぁ…とは感じていますが、ゼロからスタートなので既存サイトの修正よりは楽しくできています。

複数サイトを並行して運営するポイント

本当だったら1サイトだけに完全注力した方が戻すのも伸ばすのも早いはずですが、まだ生きている5サイトを死なせないように運営するために1週間のスケジュールをざっくり固めるようにしました。

アップデート前は行き当たりばったりで、ネタをその場で探しては新規追加して過去記事は重要なキラーページのみ定期的に修正するくらいでした。

しかし今はもう少し計画的に作業をしないとリカバリーが難しい状況となったため、以下のような感じで曜日ごとにどのサイトの作業をするか決めています。

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
サイトA修正 サイトD修正 新規サイト 新規サイト サイトC修正 サイトA修正 新規サイト
サイトB修正 サイトE修正 サイトA修正 サイトB修正 サイトD修正 インプット サイトB修正
サイトC修正 SNS SNS SNS SNS  −

完全にオフにする日はほぼありませんが、土日のみ少し休憩という感じで作業量を減らしてリフレッシュします。

このとおりのスケジュールにならないこともありますが、1日の最初に今日はどのサイトの作業をするかをチェックしてから取り掛かるので1週間を通した作業のブレを少なくできます。

空いた時間で情報収集をしたりしていますね。

追記:5月22日のアップデートで更に追撃を喰らう

2018年の5月22日午後よりさらにGoogleによる健康アップデートの範囲拡張とも言えるSEO変動がありました。

美容・健康・医療系のジャンルは全体的に大きく変動しているようで、私が運営しているサイトも大きく打撃を受ける結果となりました。

初期の健康アプデからさらにアクセスが半分になりました

まだこのアップデートの細かな範囲や要因などは明らかになっていませんが、感覚的には前回の健康アップデートで被害を受けたサイトは被害を受けていなかった記事まで順位を落とされたという印象です。

ちなみに私が運営しているかつてのメインサイトでもあったダイエットジャンルのサイトは、初期健康アップデートでアクセスが半分になり、5月22日のアップデートでさらにもう半分になったという感じです。

実はこのアップデートが入る前までは少しずつ伸びてきており、このままいけばやっと見られる売上に戻せるかな…?というところでした。

もう健康系のジャンルは現実的にみて厳しいですね。今までのように思った通りの結果は残せそうもありません。パワー勝負も通用しません。

まだかろうじで生活できるレベルの売上は残っていますが、本当に舵取りの方向性を考え直さないと会社存続の危機も近づいて来ているようで本当に苦しい状況です。

SNS活用と健康以外のジャンルサイト確率が鍵か

じゃあこれからどうする?という点については、基本的に上記で解説している流れと変わりません。

SEOではどれだけ慎重に質の高いサイトを作っていても変動で飛ばされるので、もうこれ以上頼るのは辞めようと改めて意思が固まりました。

SNSの場合は媒体が大きくなれば発信力が強まり、強まった発信力はSEOのように簡単になくなる事がありません。時間がかかりそうですが、地道に発信力を高められるようにしていくつもりです。

また早期からSNSとの連携を強めていたサイトに関しては変動の影響はありつつもアクセスはほぼ横ばいで維持することができています。ある程度の発信力があるSNSと連携できているサイトは何かしらいい方向で評価を受けている可能性もあると個人的には感じています。

また、私がはじめて脱健康ジャンルとして作り出している新規サイトも半年かかってようやくアクセスも1日20UUを超えるようになってきました。

初報酬はまだですが、今の所アップデートなどで落ちるという動きは見られず狙ったワードも少しずつ上ってきているので質重視で引き続き育てて収益化を図ります。

まとめ

今回まとめたのはあくまでも私が今やるべきだと思っていることなので、必ずしも正解とは限りません。

ただ、これらを継続してサイト全体がクリーンな状態になれば完全回復とは言わずとも多少は売上回復を目指せるのではないかと思っているからこそ日々の作業に取り入れています。

他にも細かい修正や新たな試みなどは気づき次第やっている感じです。

逆に、もし「これは効いたよ!」というようなアドバイスがあれば教えてください。

また何か大きな変動があったり、修正が上手くいって順位が戻ってきたりしたら別途記事にまとめてみようと思います。

 

この記事がよければいいね!やシェア、フォロー頂けると本当に嬉しく思います。
ABOUT ME
ワタナベカズマサ
合同会社Fulfilling代表。WEBマーケティング・メディア事業を行う。趣味はカメラ・オーディオ・プロレス・ゲームなどクリエイティブな仕事をするのが好きです。 会社HP⇛