こんにちは。ワタナベです。
今まであまり固定費について考えてこなかったのですが、色々と事情があり固定費を徹底的に見直すことにしました。
あまり手間にならず、すぐに実践できて生活に支障がないレベルの固定費削減を行いましたので、具体的に何を削減したのかまとめていきます。
もくじ
固定費削減に至った理由
なんで今さら固定費を見直すことにしたのか?というと、Googleが行った健康アップデートの影響を受け、会社の売上が激減したのが理由です。
上記の記事を見てもらえればわかりますが、2017年から2018年にかけてSEO状況の大幅な変更により私の運営するメディア群のアクセスや売上はそれはもう見事なまでに低下し、昨年のピーク時の4分の1くらいまで収益は低下しました。
昨年まで売上は好調だったため会社から私や役員に払う給与も大幅に増やしました。
そうすることで会社の利益をあえて減らし法人税を抑えるのが目的でした。
しかし、その給与は昨年レベルの売上が続くこと前提の給与なので昨年と比べて売上の少ない現在には見合わない高額な設定です。
給与が高いということはそれだけ社会保険料が高くなってしまうので、私が毎月支払っている社会保険料は現時点で妻の分とあわせて34万円です。
信じられないくらい高いですよね。
私の会社の決算はまだ2ヶ月先なので、給与を改定することもできません。また決算後に給与を改定しても社会保険料が安くなるのはそこからさらに3ヶ月後になります。
つまりあと約半年は毎月大幅赤字で貯金を切り崩しながら生活しなければいけないという状況なのです。
収入に見合わない社会保険料を払い続けるのを避けられないため、他の部分でなんとか少しでも出費を減らさねば…ということで固定費を削減するに至りました。
私が削減した固定費7つ
では何の固定費を削減したのか一つずつまとめていきます。
Netflix:月1,026円カット
実は2ヶ月位前にどんなもんかとNetflixと契約してみたのですが、感想としてはかなりよかった。特に懐かしいアニメが充実していたので、ついついドラゴンボールZを1ヶ月くらいでセル編終了まで全部みてしまいました。
コンテンツはいいし、アプリも使いやすくてできれば今後も使いたいと思っていたのですが、今はそれどころではないので解約することにしました。
最初はプレミアムプラン(1,566円)から始めたのですが、4Kコンテンツが少ないのでスタンダード(1,026円)へ変更。ただアニメを見てる暇もないし、固定費を削減したいという思いからスタンダードも解約することにしました。
また余裕が出てきたらいつか再契約しようかな…と思っています。
DAZN:月1,750円カット
DAZN(ダゾーン)は幅広いジャンルのスポーツ中継が見られるオンデマンドサービスです。
私はWWEだけを目的に契約していたのですが、今回こちらを解約することにしました。WWEネットワーク(9.99ドル)を契約しているのでそちらで補完することに決めました。
正直一つの番組だけのために月々1,750円は今思えば高いです。しかもその番組もDAZN独自のCM?みたいなものが非常に多くストレスが溜まる仕様だったので解約して後悔はありません。
惰性で契約し続けてもお金が無駄になるだけなので、スパッとカットしてよかったと思っています。
アスメル(メルマガスタンド):月3,333円カット
私はこれまでメールマガジンやステップメールを発行するアスメルというサービスを利用していたのですが、そちらも今回思い切って解約することにしました。
アスメルは月額3,333円となかなか高いのですが、最近は一切メールマガジンを発行することもなくただ放置しているだけで課金されている状況でした。
その代りにLINE@(無料)を開設したので、今後の情報発信などはそちらに移行してメルマガスタンドはコストカットのために解約することにしました。
※詳しく私がやっているアフィリエイトやマーケティングのことを知りたい方はお気軽に友達登録してください。
水道:月1,000円ほど
お風呂に入って体を洗ったり頭を洗うときはシャワーで流していたのですが、お風呂に溜めたお湯で流すようにしました。
シャワーをなるべく使わないようにしただけでも月々の水道代は結構変わってきます。
最初は若干面倒だったし、慣れないうちは忘れてシャワーを使ったりすることもありましたが、1,000円くらいはカットできたので良しとします。
電気:月3,000円ほど
私の家はマンションですが、電気代がべらぼうに高く月々2万円くらいは支払っています。
というのも自宅で仕事をしているので常にパソコンや電気などがついているからです。
ある程度は仕方がないですが、少しでも節約するために電気代が安くなるように工夫をしました。
- 使っていない家電のコンセントを抜く
- PCは寝る前にシャットダウン
- 電気はLED電球に変える
やったのはこれくらいですが、この間届いた電気代の請求ですでに3,000円くらいは安くなっていました。
私の性格的には面倒なのでコンセントもPCの電源もつけっぱなしにしておきたいのですが、ここまで月々のコストに違いが出るなら今後も続けてみようかな〜と思えました。
外食・コンビニ食をカット:1万円くらい
今までは週に1〜2回くらいは外食をしていたのですが、固定費削減のために外食は徹底的にカットすることにしました。
一度外食に行くと妻と二人で3〜5,000円くらいは飛びますので、それを家飯に変えれば1,000円くらいで収まります。
なんだかんだで月に1回くらいは外食をすることもありますが、それでも外食を減らすだけで1万円以上はカットできました。
旅行:年40万円くらい
私の家では毎年7月と9月ごろに道外へ旅行にいっていました。
仕事の出張とは別に完全にプライベートで妻との旅行を楽しんでリフレッシュするのが目的です。
ただ、北海道に住んでいるので関東や関西へ旅行に行くと渡航費と宿泊費、さらにチケット代(WWEなど)で合計20万円くらいはかかります。
今年は状況的に旅行を楽しめる余裕はないので、こちらも泣く泣くカット。ただ2回の旅行カットで年間40万円の固定費?削減です。
来年は削減しなくて良くなるように今から力を尽くす予定です。
削減しようか悩み中の固定費
短期間で一気に固定費削減をしたので、実はこれ以外にもまだまだ削減できそうな固定費はあります。
ただ、今普通に使っているサービスだったりすると簡単にカットできないですし、代わりになるサービスを探す必要があるので一旦は保留にしています。
もし今後何かのきっかけで削減できた場合は当記事にて追記・修正を加えて行こうと思います。
モバイルルーター(FUJI WIFI)
私はモバイルルーターとしてFUJI WIFIを契約しています。
ソフトバンクの回線を使えるという点と、使い放題である点が一番の魅力でした。
確かに、よほど田舎だったりトンネルの中などでなければ回線がつながらないことはないですし、範囲網も広くつながりやすいルーターで満足できています。
ただ、自宅で仕事をする率が9割以上の私にとって果たしてモバイルルーターが必要あるのか?というと案外そこまで必要ではない気がしてきました。
外出先のカフェでも宿泊先のホテルでも今どきWi-Fiはどこでもありますから、出張でモバイルルーターを一度も起動しなかったこともあります。
たまーに古いカフェなどに行くとWi-Fiがなかったりするので、そういうときに使うだけですね。
そのために毎月5,000円というのは少し馬鹿らしく感じてきたので、制限があってももっと安いルーターか、格安SIMの容量を増やしてテザリングで対応すればいいのでは…?と感じています。
AppleMusic
主に最近の洋楽やプロレスの入場曲などを聞くときにAppleMusicを使っています。
邦楽は少なめですが、洋楽は多いので作業用BGMとして使う事が多いです。
月額は980円なので、安くはないですね。
作業用BGMを手持ちの楽曲やCD音源などに切り替えれば解約してもそんなに困ることはないかな…と思います。
AppleMusicのプレイリストなど時間をかけてつくったものが使えなくなるのは痛いですが、音楽の環境が昔に戻るだけ…と考えれば耐えられます。
KindleUnlimited
KindleUnlimitedに登録されている本が読み放題になる月額サービスです。
月額は980円となかなか高いですが、調べ物をする時とかに本を買わなくても済む場合もあるので使えます。
ただ、Kindleに対応している本すべてに対応しているわけではないので、読みたい!という本があっても買わないとダメ…となるケースがかなり多いです。
これを契約していれば買うほどでもないけどまぁ、読んでみるか…というレベルの本を気軽に読めのが最大のメリットです。
ただ、なくても困らないな…と感じ始めているので近々解約するかも知れません。
月々の固定費だけでも2万円は簡単にカットできた
旅行は年間に1〜2回行くものなので、固定費と言えるのかわかりませんがかなりの節約にはなりました。
また、すぐに解約できるサービスや、少し意識を変えるだけでもカットできる固定費はたくさんありますね。
現時点でも月々2万円くらいはコストカットできたので、ほんの少しだけ気持ち的に楽になりました。
まだなくても死なないような月額サービスは何個かあるのですが、少しの道楽もなくなるとなんのために生きてるのかわからなくなるので一旦はこのくらいで続けてみようと思っています。
ここまでの固定費だったら一般サラリーマンの方でも簡単に見直しができる内容だと思います。放置していた月額サービスが家計を圧迫している原因かもしれないのでぜひ一度チェックしてみてください。
なくなっても困らないものを洗い出すのがポイント
固定費を少しでも削減して月々の不要な経費を減らしたい…という場合は、まずは今何を契約しているのか洗い出します。
そして洗い出したらなくなっても困らないものを抽出していくのがポイントです。
あったら良いけどなくても困らないという月額サービスは結構たくさんあると思います。
そういうものをできるだけ解約するなどしていけば簡単に固定費を削減できます。
もちろん何かしらの理由があって契約したものだと思いますので、多少の痛みは伴うと思います。ただ、なくても困らないものだったらすぐに慣れて忘れてしまうと思います。
私の場合はオンデマンド系のサービスを複数解約しましたが、なくなったって困ることは一切ありませんでした。
もちろんインターネット回線そのものとか仕事や生活で絶対に必要な物は残しておかないといけませんが、娯楽系のサービスなどはカットしても良いと思います。
家賃が高い…中古マンション買ったほうがいいかも
まだ行動に移すことはできていませんが、家賃というものも強烈な固定費の一つです。
私の住んでいるマンションは月々の家賃が約15万円です。それに水道代や光熱費などがかかってくるので合計すると約20万円ほどになります。
法人契約ですので半分は経費になりますが、それにしても現在の状況からすると高すぎます。
なので中古マンションの購入も視野に入れ始めています。
1,000〜1,500万円くらいの中古マンションをローンで購入したほうが月々の支払いがやすくなります。
頭金を半分くらい入れて残りをローンで…とする想定ですが、このほうが落ち着いたら精神的に楽になりそうな気がしています。
数年後に事業がうまく回りだして余剰資金が出てきたら、購入したマンションを貸し出して別の家に引越し…という選択肢も出てくるので夢が広がりますよね。
少し街から離れてアクセスを犠牲にすれば安くてもそこそこ広くていい家はたくさんあるので、場所を妥協した中古マンション購入も固定費削減のためにはありかな〜と考えています。
もし話が進んだらこの記事やブログでアップしますね。
まとめ
今回は色々と固定費を削減したのですが、少し肩の荷が下りたようで気持ちが楽になりました。
WEBの世界で飯を食っている以上、やっぱり変動は避けられないのでリスクも考えて無駄な固定費はできるだけ削減するに越したことはありません。
また、私のように小規模会社を経営されている方は、上手くいっているとしても給与の設定は慎重に行うことをおすすめします。
私の場合は税理士さんに言われて流されるがまま高額な給与に設定したため高額な社会保険料で押しつぶされそうになっています。
1年後のことは誰にもわかりませんが、決定権が自分にあるならリスクも考えた給与設定をしておくことをおすすめします。