こんにちは!ワタナベカズマサです。
今回は今年購入したGalaxy S20 Ultra 5GとGalaxy S20+ 5Gは比較してどうなの?っていう部分について本音でまとめていきたいと思います。
一応Galaxy S20シリーズはすべて私のYouTubeチャンネルにてレビューをしており、3月にS20、6月にS20+、7月にS20 Ultraをレビューしてきました。
このうちS20+とS20 Ultraに関しては自腹で購入して所有している状態です。
おそらくこの2つの違いってどのくらいあるの?っていう部分は気になっている人も多いと思いますので実際に両方使ってみての感想をまとめていこうと思います。
もくじ
デザインの違い
背面に関しては見るとすぐに分かるレベルの違いがあります。
カメラ部分のサイズがかなり違っており、S20 Ultraのほうが大きくなっています。
Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra | |
ディスプレイ | 6.7インチ | 6.9インチ |
幅 | 74/73.7mm | 76mm |
高さ | 162/161.9mm | 167/166.9mm |
奥行き | 7.8mm | 8.8-11.1mm |
重さ | 188g | 222g |
その他、厚みやディスプレイのサイズなどは違うもののディスプレイ面のデザイン製などはほぼ一緒です。
ベゼルレスな大画面パンチホールディスプレイというところは共通しています。
ディスプレイサイズはやはり6.9インチのUltraのほうが大きく、より迫力を感じられます。
ただ、厚みと重さに関してはS20+のほうが薄く軽くなっているので、手持ちしているときの快適さは明らかにS20+のほうが良いです。
Ultraの重みにもだんだん慣れてきましたが、ジムでトレーニングをした翌日など筋肉痛で腕が痛いときにUltraの重みは結構しんどかったです。
その点S20+の場合は筋肉痛であってもさほど気にならないくらいの軽さでバランスの良さを感じました。
スペックの違い
Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra | |
バッテリー | 4,500mAh | 5,000mAh |
SoC | CPU: Snapdragon 865 オクタコア | Snapdragon 865 オクタコア |
RAM | 12GB | 12GB |
FeliCa | ○ | - |
主なスペックとしてはバッテリー量の違いがあります。
SoCやRAM容量などは共通です。
ここで一番大きな違いになってくるのはFeliCa搭載の有無ですね。
S20+はしっかりおサイフケータイも使うことができるので、国内で使う場合のメインスマホとしても安心して選ぶことができます。
S20 UltraについてはFeliCaが非搭載となっているので、SuicaやEdyなどを使う可能性がある人はメインスマホとして選ぶのに抵抗がある人も多いと思います。
ちなみに私の場合は2台以上のスマホを常に携帯しているので、その片方がFeliCa搭載なら問題ないと考えています。
カメラについての比較
やはりこの2機種の最大の違いはカメラです。
S20+についてもとても優秀で使いやすいカメラが搭載されていますが、S20 Ultraはそこをさらに追求されています。
- 望遠力の高さ
- センサーサイズ
大きな違いとなるのはこのあたりです。
まず望遠力の高さについてですが、S20 Ultraは最大で100倍のスペースズームが可能になっています。
それに対してS20+は最大で30倍までのスペースズームです。
数値上でもこのあたりで違いがわかると思いますが、ここからは実際に使ってみて感じた望遠力の違いについてお話をしていきましょう。
光学ズームの違い
スマホで望遠を写真を撮るというのも最近ではごく当たり前のようになってきており、コンデジのように遠くの風景などを切り抜く撮影もできるようになってきました。
まずS20+は光学3倍ズームに対応しているのでデジタル処理なしで3倍の望遠が可能です。
そしてS20 Ultraに関しては光学5倍ズームとなっているので、デジタル処理なしでの望遠力にも差があります。
デジタルズームでも違いがかなりある
どちらも光学ズームにデジタルズームを加えることができますが、その精度やデジタルズーム時の画質には大きな差がありました。
まずこちらが、S20+の10倍デジタルズームになります。
そして次がS20 Ultraの10倍デジタルズームです。
10倍ズームで比較してみるとこんなにも違いがあります。
こうして比較してみるとUltraの10倍ズームの精度の高さが際立ちますね。
また、30倍ズームでの比較をしてみるとこんな感じ。
30倍ズームが限界のS20+とまだ余裕を残しているS20 Ultraでは画質にもこれだけの差がでています。
実際S20 Ultraに関しては100倍ズームまで可能ですが、手持ちで気軽に撮影できる範囲で考えると30倍ズームまでという印象です。
それ以降は三脚固定は必須ですし、画質の粗さも目立ちます。
ただ30倍まではある程度綺麗な画質を保ってサクッと撮影できるというのはかなりのメリットになってくると思います。
ナイトモードは望遠のときに大きな差が出た
まずこちらがS20+の望遠カメラを使ったナイトモードです。
そしてこちらがS20 Ultraの望遠ナイトモードです。
S20 Ultraは光学5倍ズームなので、そちらの焦点距離に合わせて撮影をしましたが、やはりこのくらいの差がでました。
望遠カメラのナイトモードを使って他とは差別化した味のある夜景写真を撮ったりするのにはS20 Ultraのほうが活用できる幅は広いです。
解像度の違い
高解像度の写真をこのままブログに貼ることは難しいので圧縮をしていますが、S20 Ultraは108MP、S20+は64MPで高解像度の写真を撮ることができるようになっています。
こちらは比較してみましたが、数字上では約4,000万画素の差があるのですが、実際6,400万画素でもかなり解像感があり綺麗です。
ずーっと拡大して細かいところを見てようやく違いがわかるレベルなので、望遠力やセンサーサイズほどの大きな違いにはならないかなと感じました。
動画撮影での違い
S20シリーズは動画撮影をする際の使用感は基本的に一緒です。
ただ、S20+は1/1.76型、S20 Ultraはセンサーサイズが1/1.33型センサー搭載である点などもあるのでメインカメラでの撮影には違いを感じられました。
S20 Ultraはコンデジクラスの背景ボケ
とくにS20 Ultraについては被写界深度の表現がより本格的なカメラに近づいた印象で、エフェクト無しでの背景ボケ表現がいよいよ現実的に使えるようになってきた印象を受けます。
私は背景ボケに魅力を感じるタイプなので、S20 Ultraで自分を撮影したときに「スマホでここまでボケるのは凄い」と感じました。
ライブフォーカス動画などエフェクトで背景ボケをつくることもできますが、エフェクトに頼らない背景ボケの安定感はやはり「本物」という実感がわきます。
動画でも望遠にはかなりの差がある
動画での望遠も明らかな差があります。
S20+は最大12倍のズームですが、S20 Ultraは最大20倍までズームすることができます。
動画での10倍ズームなどで比較をしてみてもS20 Ultraの方は10倍ズームでも劣化が最小限に抑えられているので実用的です。
それと比較するとS20+の10倍ズームは画質の劣化をどうしても感じてしまう部分があります。
<div class="simple-box6"><p>その他、手ブレ補正や超広角での動画などは少し比べてみましたが違いはほぼ感じられませんでした。</p></div>
普段使いについての比較
すでにどちらも普段使いをしていますが、普段使いで使いやすいのはS20+だと思います。
やはり薄くて軽いという点とFeliCa搭載という点は普段使いをより快適にしてくれる重要なポイントです。
カメラ周りの面白さはS20 Ultraのほうが断然上なので、使っていて楽しい!ワクワクする!と感じるのはUltraかなと思います。
万人におすすめしたいのはS20+ですが、スマホを2台持ち以上する方で面白さを求めたい人にはUltraが良いのかなと思います。
まとめ
GalaxyS20シリーズを2台も買うとは私自身前例がない状況ですが、その2つの違いを含めて楽しませていただくことができました。
まとめるとロマンを求めるならS20 Ultra。バランスを求めるならS20+かと思います。
私の場合はS20+がベストバランスだと思いますが、よりコンパクトでさらに軽いスマホが好きな人はS20という感じで選んでいくと良いのではないかと思います。
S20シリーズは共通して使いやすいポイントも多いので、今回の記事でまとめた違いなどを見ながらスマホ選びの参考にしていただければ幸いです。
動画版のレビューも公開していますのでよければチェックしてみてください。