カメラレビュー

【史上最強かも】Pixel4の夜景モードを検証してみた

こんにちは!ワタナベカズマサです。

今回は2019年の10月24日より販売開始となったGoogleの最新スマートフォン「Pixel4」の夜景モードを検証してみたのでその作例や使い方などをブログでもまとめておきたいと思います。

Pixel4の開封レビュー動画はYouTubeでアップしています↓

昼間にとった動画や写真、望遠写真などはこちらの動画で確認ができますのでよければ見てみてくださいね。

また夜景モードの検証についてもすでにYouTubeで動画をアップしています。

まだご覧になっていない方はこちらを先に見ていただくとわかりやすいと思います↓

では行ってみましょう!

Pixel4の夜景モードは色々進化してすごいことに

まずPixel4には広角と望遠の2つのカメラ。そして1つのインカメラがついています。

夜景モードとは動画ではなく写真を撮った場合に通常撮影では真っ暗になってしまうような場面でもくっきり明るくきれいな写真が撮れるモードのことです。

仕組みとしてはシャッターを1回切っただけで複数枚の写真を自動で撮影し、それらを合成して1枚の綺麗な写真に仕上げるというもの。

最近は他のスマートフォンでも夜景モードが搭載されている機種が増えてきているのでモード自体の新鮮味はなくなっていますが、実際に撮ってみるとGoogleのソフトウェア力の底力を感じる出来栄えの写真を量産してくれました。

参考までに夜景モードではない通常モードで写真を撮るとこんな感じになります。

そしてTwitterでもシェアしたのですが、Pixel4の夜景モードを使うとこんな感じになります。

こちらは私のTwitterでアップした画像になりますが、Pixel4 XLの夜景モードを使ったサンプルになります。

通常の撮影モードでは全く写っていなかった細部までしっかり写っていますよね。

写真の右上の方を見ていただくと夜なのに真っ暗なはずの山の色まで見えていたり、星まですこしちらっと写り込んでいます。

インカメラの夜景モードも実用できるレベル

ちなみにこちらの写真はPixel4のインカメラで撮影した夜景モードです。

まずインカメラなのに夜景モードが使えるという点はすごく良いところですね。

少し前に発売されたiPhone 11 Proなども夜景モードが搭載されましたが、インカメラでは夜景モードを使うことはできません。

想像以上に簡単に使える長時間露光が素晴らしい

Pixel4の夜景モードを語る上で外せないのが「長時間露光」です。

スマートフォンのカメラで長時間露光までできる機種はまだまだ少ないのですが、Pixel4の場合はとても直感的に長時間露光を使うことができるので難しいカメラの知識は一切必要ありません。

長時間露光とは
カメラ・写真用語:1秒以上の時間シャッターを開いたまま露光させること。

主に夜間など、写真を撮るには暗すぎる環境下で使用する。

10分、15分といった単位で露光させれば月明かり程度の暗闇でも撮影が可能だが、人間や車などの動いている被写体は写らない。ただし、作例にもあるように車のヘッドライトやテールランプなどの強い光は尾を引くようにして写る。

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カメラで長時間露光をする場合は自分で何分間長時間露光をするのか。そしてISO感度やフォーカスはどうするのかという点まで決める必要があります。初心者が適当に設定して撮ると最初はかならずと言っていいほど失敗して白飛びしたりしてしまいます。

しかしPixel4の場合はAIが自動で必要な時間を計算して最適な時間の長時間露光を行った上で撮影をしてくれます。

こちらが夜景モードの設定画面です。

フォーカスモードの種類
  1. 自動(おまかせ)
  2. ニア(暗いところで近くのものを撮りたい)
  3. ファー(暗いところで遠いものを撮りたい)

星空などを撮る時には長時間露光が必須なのですが、そういう場面ではこの真ん中にあるフォーカスをファーに設定します。

この写真の左がPixel4で実際に長時間露光をしている様子です。

残り時間が46秒と表示されています。

この時間はこの場所の明るさで最適な写真を撮るために必要な時間とAIが判断したものです。

なので後はこのまま放置ししておけば最初に紹介したこちらの写真が撮れるということになります。

めちゃくちゃ簡単じゃないですか?

半分は自動。だけど必要なところだけ手動で切り替えという感じで操作をしていきます。

手持ちの自動撮影でも全く問題はない

ちなみに完全に自動で手持ちの夜景モードでも普通にかなりレベルの高い夜景写真を撮ることができます。

参考までにこちらはiPhone 11 Pro Maxの夜景モード(手持ち)で撮影したものです。iPhoneも夜景モードはかなり使いやすいですし撮れる写真も綺麗です。

そしてこちらはPixel4の夜景モード(手持ち)です。

かなりいい勝負をしていますが、色味やノイズ感の少なさなどは若干Pixel4のほうが良いように思いました。(ここに貼った画像は圧縮しているので詳細比較はYouTube動画をご覧ください)

Pixel4は自由度と使いやすさを含めて夜景モード最強か

様々な夜景モード搭載スマホを使ってきましたが、今回のPixel4になって進化した夜景モードを使ってみて現状だと最強と言っても間違いはないと思います。

唯一足りないのはみんなが言っているし私も思っている「超広角」です。

Galaxy Note10+などは超広角カメラでも夜景モードで写真を撮ることができるので物理的にPixel4では撮れない写真を撮ることができます。

同じ画角で比較をするとPixel4のほうが夜景モードの優位性を感じましたが、「超広角がない」という点では他スマホに見劣りする部分もあると思います。

ただその点をふまえても、Pixel4で撮れる夜景モードは一線を画するレベルだと思いました。

どこか一つ尖ったところがあるスマホってかっこいいよね。

そんな感じで引き続きPixel4の検証や比較などやっていきたいと思います。

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ABOUT ME
ワタナベカズマサ
合同会社Fulfilling代表。WEBマーケティング・メディア事業を行う。趣味はカメラ・オーディオ・プロレス・ゲームなどクリエイティブな仕事をするのが好きです。 会社HP⇛ 

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