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Xperia Ear Duoを本気レビュー!音漏れなし?普段使いで検証

Xperia Ear Duo

もうここ最近のワイヤレスイヤホンといえば完全ワイヤレスイヤホンが主流になりつつありますが、そんな中でソニーから登場したXperia Ear Duoはこれまでのイヤホンとは違った新しい魅力を備えた完全ワイヤレスイヤホンとして注目されています。

最大の魅力は音楽を聞きながら周囲の環境音も聞く事ができるという点です。

Xperia Ear Duoの魅力
  • 音楽を聞きながら会話もできる
  • 家にいる時音楽を聞いていてもインターホンを聞き逃さない
  • 電車で音楽を聞いていてもアナウンスを聞き逃さない

実は2018年4月に発売されている商品なのですでに販売開始からある程度の時間がたっていますが、私はこれらがものすごく魅力に感じたので、即決で購入することにしました。

今回はそんなXperia Ear Duoを実際に手にしてしばらく使ってみたので、音質や音漏れについてや環境音はどのくらい聞こえるのか?といった気になるポイントをチェックしていきます。

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Xperia Ear Duoを即決購入した理由

発売してから時間が経過しているXperia Ear Duoですが、私の場合はたまたま買い物のついでにソニーストアに立ち寄って目新しい商品がないか物色している時にはじめて見つけました。

見た目の独特さとイヤーパッドの「穴」

完全ワイヤレスイヤホンとしてはAirPodsを持っていたので、最初はあまり興味はなかったのですが独特な形状が目に入って興味をそそられました。

Xperia Ear Duoの場合はイヤーパッドの部分に穴が空いていて、売りのポイントが音楽を聞きながら環境音も聞こえるという点であることを知りました。

これがまさしく私が前々からずっと欲しいな〜と思っていた技術だったのです。

音楽を聞きながらの仕事が捗る

例えば音楽をしながら仕事をしている時とかに、話かけられたら普通のイヤホンだと気づけないし、肩をポンポンされて気づいたとしても音楽を止めてイヤホンを外さないと会話を始められないですよね。

ただXperia Ear Duoの場合は環境音が聞こえるのですから、当然近くの人の声も聞こえるし、自分が発声した声も聞こえます。

だから音楽を止めずに再生したままでも会話が成立してしまうことになるわけです。

ちなみにこの機能のことをデュアルリスニングと呼ぶらしいですね。

話かけられた時点で気づけるんで、肩をポンポンされることすらなくなると考えるとかなりよくないですか?

一部の音楽を聞きながら集中して仕事をしたい派の人にはかなり魅力を感じる機能だと思います。

独自のスマート機能が豊富

Xperia Ear DuoはただのBluetoothイヤホンではありません。

もはやスマートイヤホンと言っても良いくらい賢く便利な機能がたくさん詰まったイヤホンです。

Xperia Ear Duoの独自機能
  • LINEメッセージの読み上げ&音声入力での返信
  • 場所は時間に合わせて音声で情報を通知してくれる
  • 首の動きで操作ができる「ヘッドジェスチャー」

この他にも最大5人までXperia Ear Duoを装着した人同士でトランシーバーのように会話を楽しめる

Xperia Ear Duoのイヤホンとしての立ち位置

骨伝導ではないのに環境音が聞こえる新しいイヤホン

スマートフォンと連携した多機能さも魅力

Xperia Ear Duoの使用感・レビュー

バッテリーケースが大きめだから紛失しにくい

バッテリーケース

Xperia Ear Duoのバッテリーケースはこういったワイヤレスイヤホンのケースとしてはかなり大きめです。

大きくてかさばると感じる人もいるかもしれませんが、逆に考えると大きいから紛失しにくいというメリットがあるとも言えます。

とくにAppleのAirPodsなんかはケースのサイズそのものが非常に小さいので、ケースごと紛失してしまう人も多いです。

ただ、これだけ存在感のあるバッテリーケースならよほどのことがない限りなくしてしまうことはなさそうです。

最初なぜか片耳しか聞こえないトラブルが発生

パカっとケースを開いた瞬間にイヤホンが光りだしたので、スマートフォン側ですぐに接続してみました。

Bluetoothのペアリングはあっさりできたので、音楽を再生してみたのですがまさかの片耳しか聞こえないというトラブルが発生しました。

もしかして初期不良…?と思いつつ、買ったばかりだからバッテリーが足りなかったのかな…?などといろいろ考えて一旦は充電してみました。

リセットして正しい手順で接続し直したら両耳聞こえた

その間に説明書などを見ていると、何やら接続する場合の手順のようなものもあるらしかったので、一旦両方のイヤホンのタッチパッド下側を長押しして設定をリセット。

そしてもう一度今度は右耳装着➛左耳装着➛ペアリング設定という順番で行ってみました。

すると今度はきちんと両耳から音声が聞こえました。

なぜ最初片耳からしか聞こえなかったのかは謎ですが、きちんと順序通りに接続をすれば問題はなかったので初期不良というわけではなかったようです。

適度に通知をアナウンスしてくれるのが心地良い

Xperia Ear Duoを装着した瞬間や装着して数時間が経過したタイミングなどでイヤホン側から通知をアナウンスしてくれます。

装着した時などはその日のニュースや天気などを話してくれます。

今この記事を書いている日は9月2日だったのですが、装着すると「今日は9月2日で宝くじの日です。ハズレくじの再抽選もあるので調べてみましょう」といった通知が流れてきました。

うちにもハズレくじがあったのに気づくことができたりしたので、早速通知が少し役に立ちました。

通勤する前なんかに装着しておけばその日の話のネタを毎日提供してくれそうです。

また、時間のお知らせもしてくれるので集中して時間を忘れそうになった時などにもハッと気づく事ができそうなのがポイントです。

耳の近くにスピーカーがあるような不思議な感覚

音についてですが、まず最初に感じたのは耳の近くにスピーカーが置いてあって挟まれているような不思議な感覚でした。

普通のイヤホンをつけている感覚とか、骨伝導イヤホンをつけている感覚とは明らかに違っています。

より自然に音が聞こえてくるので、ずーっとつけていて1日過ごしても不快感がないような印象を受けました。(※バッテリー事情でそれは無理ですが)

装着感がほとんどないから長時間つけていても全く疲れない

Xperia Ear Duoは装着感がほとんどありません。

つけている感じがしないので、長時間装着しても全く疲れることがありません。

しかも穴が空いていて空気が通るようになっているので耳が蒸れることもありません。

イヤホンで耳が蒸れるのが不快に感じる人にはかなりメリットを感じられるポイントかもしれないですね。

Xperia Ear Duoの音質について

重低音は感じられない

まずイヤホンの音質に重低音を求める方はXperia Ear Duoは向いていません。

設計からしてイヤーパッドに穴が空いている以上は重低音を出す事ができないからです。

実際音を聞いていても低音ゼロではありませんが、かる~く聞こえるレベルでほとんど感じられません。

高音域はクリアに聞こえる

ただ高音域についてはクリアに聞こえますし、かなり解像感も感じられます。

しっかりした大きめのオープンエアー側ヘッドフォンで音楽を聞いているのに近い感覚です。

また高音域でも嫌な音のザラつきとかトゲトゲした感じがないので、不快感のないリスニング環境が手に入ります。

昔はBluetoothイヤホンだと高音域でザラザラした音が聞こえていたのですが、もうBluetoothだからといって音の劣化が手に取るようにわかる時代は終わったのかもしれないですね。

びっくりするくらい音漏れしない

イヤーパッドに穴が空いているとなると気になるのは音漏れだと思います。

音漏れを確かめるために80%くらいのボリュームにして音楽を流し、妻に音漏れしているか確認してみたのですが音楽が鳴っていることに最初は気づくことさえありませんでした。

「音楽いま鳴ってるよ」と伝えて、イヤホンに近づいた時にはじめて音漏れに気づくレベルです。

つまりかなり近づかないと音漏れに気づけないくらいしか音が漏れていないということなので、電車内などで聞いても他人の目を気にする必要はなさそうです。

Xperia Ear Duoの気になる点

Xperia Ear Duoはかなり良いところが多いイヤホンなのは間違いないですが、気になる点もいくつかありました。

電池持ちは連続音楽再生で4時間

私がワイヤレスイヤホンで一番気になるのは電池持ちです。

外出時などで音楽を聞いている途中で電池がなくなってしまうのは最大のストレスになってしまうからです。

4時間はちょっとギリギリかな〜という感じですね。例えば飛行機で移動するような用事がある時は4時間だとやや心細いです。

ただバッテリーケースに入れている間は充電されますし、3回までフル充電できるバッテリーが積まれているので適度に外して充電しておけば困ることはなさそうです。

個人的には連続再生時間で6時間位あれば最高でした。

取り外しが少し大変

もう一つ気になったのは、イヤホンの取り外しがちょっと面倒で大変ということです。

私も最初見た時から「どうやってつけるの?」と疑問に感じましたし、つけようと思っても付け方を知ってないと全くわからなかったです。

ソニーストアに行ったときに店員さんにつけてもらってようやく理解できました。

買って帰ってからも自分でつけようとしたら最初はなかなか思ったようにつけられずに苦労しました。

今は慣れたので2〜3秒でつけれらますが、それでもイヤホンをつけるのに3秒かかるのってちょっとかかりすぎですよね。AirPodsなら1秒かからないで装着できます。

まだ慣れが足りてないのかもしれませんが、装着にしにくさはマイナスポイントかと思います。

Xperia Ear Duoの価格

Xperia Ear Duoの価格は税込み32,270円となっています。

ブラックとゴールドの2色がありますが、どちらも定価は一緒です。

これだけの多機能さと、Xperia Ear Duoにしかない魅力が詰まっていることを考えると妥当な価格だと思います。

Amazonなどを見ておくと価格はその時によって変わるので購入を検討されている方はその時点での価格をチェックしておくことをおすすめします。

中古でも良いという方は半額くらいで買えたりすることもあるので、中古価格もチェックしておくと良いですね。

Xperia Ear Duoのレビューまとめ

私のほうで実際に開封から実際に使用した感想などもまとめたレビュー動画を作りました。

要点をまとめると
  • 音楽を聞きながら会話ができるのが最高
  • 見た目は高級感があって素晴らしい
  • 他にはない多機能さがスマート
  • 装着は慣れが必要
  • 音質は総合的に満足できるもの

文章だけでは伝えきれないことも話しているので、気になっている方は参考にどうぞ。

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ABOUT ME
ワタナベカズマサ
合同会社Fulfilling代表。WEBマーケティング・メディア事業を行う。趣味はカメラ・オーディオ・プロレス・ゲームなどクリエイティブな仕事をするのが好きです。 会社HP⇛ 

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